演奏の質を高めるためにすること

演奏の質は目に見えにくいので、録音をするなどして自分の演奏を客観的にフィードバックすることが大切です。脳は、目に見えるわかりやすい報酬(どれだけたくさんのフレーズをコピーしたか、どれだけ難しく速いフレーズを弾けるか、どれだけ多くのスケールを知っているか…など)に誘惑されてしまうからです。


つまり、質の練習にはある程度意識的に客観的な目を入れることが必要なのです。さもないと人間の意志は弱いので「量」をこなすことが目的になってしまいます。


演奏の質は、量以上に「ギターがうまいかどうか」に直結します。どれだけ味のある弾き方ができるか、グルーブする弾き方ができるか、という音楽の本質に近い部分を練習するのですから、当然ともいえます。質は簡単には数値化できないので、分かりにくいのですが、量に惑わされずに質を追求した練習をしたいですね!