アドリブ

アドリブと言語の共通点

今回はちょっと休憩。ギターのアドリブって言語のスピーキングに似ているんじゃないかなぁという話です。外国語の勉強や日常の会話を思い出しながら列挙してみます。 【言語(スピーキング)】:【ギターのアドリブ】 (目的)思ったことを話す:思った音楽…

(アドリブ)3.アウトプット

アウトプット練習の目的は「フレーズの使い道を覚える」こと。具体的には「覚えたフレーズを曲の中で自然に使える」ようになることです。 ただし、どのフレーズをどこで使うか(何を以て「自然」とするか)は先述の「流派(コードの形派、コードの機能派)」…

(アドリブ)2.インプット

次に、見つけた材料をどう曲の中で使えるようにするかを考えます。まずはインプット練習。この練習の目的は「フレーズを覚える」こと。具体的には、「フレーズをコピーして無意識のうちに弾ける状態にする」ことです。これは個人的には外国語の単語を覚える…

(アドリブ)1.材料収集 

まずアドリブフレーズの材料をどこから入手するかについて考えます。大雑把に音源・譜面・感性の3つの方法があると思います。順に説明していきます。 1.CDなど音源から CDを聴いていいと思ったフレーズを耳コピする方法です。これが一番王道でフレー…

アドリブネタの増やし方(概要)

前エントリでアドリブの練習は 「短いフレーズ」を 「いつ使えるか覚える」 ことが大切、と書きました。「いつ使えるか」はコードの形派とコードの機能派がありました。今回はこれを具体的にどう練習に取り入れてアドリブネタを増やすと良いかについて考えて…

アドリブ練習法比較

さて、ここからはアドリブの練習法を考えてみます。前エントリでいうなら、どう無意識に意識を叩き込むかがここでの課題です。世の中には多数の先人がおり、ジャズギターも例外ではありません。しかし、先人たちの方法は微妙に異なっていて、どの方法が自分…

「無意識に叩き込む」という意識的な練習

ギターの練習は、とにかくメロディーやリズム、ハーモニーを「無意識」の領域に訴えかける練習だと思います。潜在意識とか慣れとも言います。 これはリズムのエントリで述べた「自転車理論」と同じです。意識せずともできる(自転車に乗れる=ギターが弾ける…